In 日本エシカル推進協議会

ご挨拶

気候変動の危機からコロナ禍、戦争、経済危機まで、時代が轟音を立て、変化を続けています。人類はこれから、どこに向かうのであろうかーーそのような問いかけが日夜なされる今、原点に立ち戻って、この地球上で人が存在するあり方を考え直さねばならない時が来ています。まさしく人類の、パーパスブランディング、存在理由が求められる時代。SDGsの目標達成年度とされる2030年に向けて、社会のエシカル・シフトはもはや必須条件とも言えます。ビジネスからライフスタイル、毎日の消費まで、社会のあらゆる次元で、人々がエシカルをベースにした行動を取らねば、もはや未来は築けない、という状況にあるのです。
このような状況の今、「持続可能なエコ文明の構築」を目指して設立した当協議会では、エシカル・シフトの流れを加速、定着させることを目的として、さらなる活動を展開していきたいと考えています。消費者向けには、エシカル消費の推進、企業向けには「JEIエシカル基準」を制定し、エシカル・アカデミーでその解説・啓蒙を 行うと同時に、エシカル調達・エシカル購入を条例や法整備に至らせることも視野に入れています。気候変動問 題に敏速に対応すること、人間中心主義を終焉させ、地球上のありとあらゆる生き物と共存共生し、魂や心、命 の問題を見直すこと。欲望との付き合い方を人類が学び、「足るを知る」精神を今一度身近なものにする。芸術文化を人々の魂にエネルギーを注ぐ分野として重要視する。
芸術文化を人々の魂にエネルギーを注ぐ分野として重要視する。ビジネス最前線の企業や実業家、学術的な考察を行う研究家、NPOや NGOなど非営利の活動家に加えて、今後は、課題解決のイノベーションに取り組む起業家やユース・ネットワークとも連携を
図って、エシカルな社会形成のための活動を進化させ続けていきたいと考えます。

一般社団法人日本エシカル推進協議会(JEI)会長
ファッション・ジャーナリスト
内閣府・消費者委員会委員
伝統工芸ブランドHIRUME代表
生駒芳子

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